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アンカー 1

魚。

  • 執筆者の写真: ミドリムシ
    ミドリムシ
  • 3月6日
  • 読了時間: 1分

本気でやることを恐れている。



だって本当に勉強して、して、それでも上手くならなかったら?



だって、そうだろ、勉強すればみんなが医者や宇宙飛行士になれるのか。



そんなわけない。そんなわけがないだろ。



知ったからすべてができるわけじゃない。



才能、センス。越えられない壁。



だから今日も見て見ないふりをする。逃げて、必死じゃない振りをする。



たまにまな板の魚のようだな、と思う。慣用句としての意味ではなく、イメージの話だ。



まな板の上で、もがく。暴れている。



それがまだ生きることを望んで諦めていないからなのか、それとも早く、苦しまないように殺してほしいからなのか。どっちなのかわからない。



でも、どっちにしてもまな板の上でもがいてることに変わりはない。



だから一刻でも早く、包丁で頭を切り落としてほしいと思う。



切り落として。さばいて。



自分からできたそれを「おいしいねー」と笑顔で食べてほしい。







そして明日には、忘れていてほしい。



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